子育て中のママは何かと忙しいもの。そんなママに近頃注目されているのがウォーターサーバーなんです。
「ミルク作りがらくになる!」 「すぐにお湯が使えるから大幅な時短になる!」
と、育児雑誌にとりあげられることもしばしば。 そんな便利なウォーターサーバー、どんな機能や使い方があるの?仕組みは?といったみなさんの疑問にしっかりお答えします!
ウォーターサーバーって何?
ウォーターサーバーとは、メーカーからサーバーをレンタルしてお水を定期購入、もしくは都度購入をする水の宅配サービスです。メーカーによってはサーバー自体を購入できるところもあります。
お水はいずれの購入方法も自宅まで届けてくれるので、わざわざスーパーなどに買いに行く必要がないのも特徴。その分料金は高めですが、この手間が省けるだけでかなりの利点だと言えますよね。
お水の配送は2種類
お水の配送方法はボトルが使い捨てできるワンウェイ方式と、飲み終わった空ボトルを回収して再利用するリターナブル方式があります。
ワンウェイ方式であれば宅配便で届くことがほとんどなので、不在時には再配達をしてもらう形になります。
リターナブル方式であればメーカー専任スタッフの配達になり、不在の場合あらかじめ指定された場所にきれいな状態でボトルを置いておいてくれます。その際空ボトルの回収も同時にしてくれます。
サーバーのしくみと機能は?
ウォーターサーバー本体のしくみに関しては、サーバーにとりつけられたタンクの中で冷水と温水が常に一定の温度に保たれ、レバーやボタンを押すだけでいつでもすぐに使えます。
これが想像以上に便利。温かい飲み物をのみたいときにすぐに入れられますし、お水を冷やしておく必要もないので、冷蔵庫の中が狭くなることもありません。
いってみれば電気ポットと冷蔵庫の2役をこなしてくれる優れものなんですね。
基本的な機能のほかに、各サーバーによって便利な機能がいろいろついています。
- ・チャイルドロック
- お子さんがいたずらしてやけどをしないようにロックがかけられます。温水のみについているサーバーもあれば、冷水と両方ついてるサーバーもあります。またロックのかけ方もさまざま。レバーの下げ方やボタンの長押しなど、サーバー設計によって変わってくるので、ご家庭に合ったものを選ぶようにしましょう。
- ・エコ機能
- 消費電力を控えて電気代を抑える機能です。主にお湯の温度が少し低めになるので、あまり使わない外出中や夜間にこの機能を使うと良いでしょう。自分でスイッチを入れるタイプと、自動的にSLEEP機能が働くもの、また最初からそういった設計になっているものがあります。
- ・クリーンシステム
- 最近ではメンテナンス不要!なんてウォーターサーバーが増えてきています。これはタンク内にクリーンシステムが搭載されていて、いつでも清潔な状態を保ってくれるから。この機能があるサーバーは家庭での簡単なお手入れだけでOK。こちらも自動で機能が動くタイプと自分でボタン等を押して作動させるものがあります。
- ・温度設定機能
- 冷水、温水のふたつの温度が基本のウォーターサーバー。しかしサーバーによってはそれ以外にも豊富な温度設定ができるものもあります。 エコモードを使うことでお湯の温度を70℃前後に下げたり、お湯を高温まで再加熱する設定も。ぬるめのお湯は赤ちゃんのミルク作りにぴったりですね。またカップラーメンなどには高温が便利。シーンによって幅広く活用できます。
- ・静音設計
- ウォーターサーバーを使うときに出る音。ボコボコと空気が入る音やモーター音など、敏感な方には気になってしまいますよね。そんな口コミからか、最近では静音に注目したウォーターサーバーも出てきています。
とはいえ、音に関しては実際に使ってみないとわからないことなので、万が一使ってみてうるさく感じたら以下の対策をしてみましょう。
- フローリングなど響く場所に直接置かない
- 音は主に背面から出るので壁につけない
- 他の家具と隙間を空ける
ガロンボトルのボコボコという音が気になる方は、ワンウェイのものに変更するとよいでしょう。
どんな場面で役立つ?便利な使い方
1.赤ちゃんのミルク作りに
赤ちゃんにあげるミルクを作るとき、いちいちお湯を沸かして、人肌まで冷まして…ってなかなか面倒なものですよね。しかも1日に何回もやらなければいけないことですから、かなり手間のかかる作業です。
そんな時こそウォーターサーバーが便利!すぐにお湯が使えて、冷水を使えば温度調整もスピーディーに。忙しいママの強い味方になること間違いなしです!
2.外出先でのこまめな水分補給に!
外出先での赤ちゃんの水分補給、どうされていますか?
赤ちゃんは代謝がよく汗をかきやすいです。自宅での安静時よりも外出先、とくに夏場はさらに汗をかきやすくなりますのでこまめな水分補給が必要です。
とはいえ、授乳はいつでもできるわけではありませんし、水分補給といってもどうすればいいの?と思う方もいるかもしれません。そんなときはウォーターサーバーで入れた白湯を持っていくのがおすすめ。白湯は赤ちゃんの胃腸に負担をかけにくいので、水分補給に最適です。
赤ちゃんに白湯をあげるときは生後3カ月くらいからが目安と言われています。たくさんあげてしまうと逆に体に負担がかかってしまうので、少しずつ様子を見ながらあげるようにしましょう。
3.お料理に
お料理をするとき、なかなかお湯が沸かないなあと思ったことありませんか?
ウォーターサーバーを使えばすぐにお湯が出てその時間が省けます。少しの差かもしれませんが、ちょっとしたことの積み重ねが大きな時短になります。浮いた時間はお子さんとの時間にあてられるかも?
またウォーターサーバーのお水は軟水がほとんど。軟水はお料理との相性がいいので、ウォーターサーバーのお水を毎日のお料理に使えば断然おいしくなっちゃうんです。個人的にはとくにお米を炊くのがおすすめ。ふっくらつやつやのごはんが食べられますよ!
4.急な来客に
急な来客があったとき、飲みものを出すのに手間取ることってありませんか?
そんなとき重宝するのがウォーターサーバー。さっとお茶やコーヒーを出せますので、お客さんをお待たせしません。そして温かいものだけでなく、冷たいものがすぐに出せるのも便利。
冷たいものってあらかじめ冷やしておくか、氷を用意しておかないといけないので、ついうっかり切らしてしまった!なんてときに困ってしまいます。
その点ウォーターサーバーであればいつでも冷たいお水が出ますので、夏場にはとくに重宝します。
5.美容や健康に
ウォーターサーバーを導入してから、以前よりお水をよく飲むようになったという声をよく聞きます。実際私もそうでした。
お水をたくさん飲むことでお肌の調子が整ったり、さまざまな病気の予防になったりと美容・健康とお水は切っても切れません。
利便性だけでなく、良い習慣がつくというのもウォーターサーバーのメリットかもしれませんね。
さらに天然水やミネラルの含まれたRO水を選べば同時に栄養もとれますので、まさに一石二鳥。ウォーターサーバーで美しく健康になりましょう。
まとめ
以上、ウォーターサーバーの主な機能と活用シーンをご紹介しました。例に挙げた以外にも、それぞれのご家庭によっていろいろな使い方があると思います。自分ならではの便利な使い方を見つけるのも、楽しみの一つかもしれませんね!