発災から3日を過ぎてもなお被害の全容が見えない令和6年能登半島地震ですが、これをはるかに上回る被害規模が予想される南海トラフ地震です。
個人でできる災害対策はさまざまなものがありますが、まずは備蓄の見直しから手をつけてみる機会としませんか。
最低3日分は備えておきたい備蓄水・食料
国や地方自治体の自主防災のマニュアルでは、少なくとも3日分、余裕を見て1週間程度の災害備蓄を求めています。備蓄の目安は飲料水が2リットルボトルで12本、主食の白米として約2kg、カップ麺とパックごはんをそれぞれ3つなどとなっています。
参考:農林水産省:いざというときの備え から1人分を算出
ローリングストックを考えるなら宅配型ウォーターサーバーも候補
飲料水・食品とも一人暮らしなら用意は難しくなさそうですが、2人以上の世帯なら定期配送があるサービスが視野に入ります。特にボトルを定期配送するウォーターサーバーは、停電時にも使えるコック付きのものや、衛生維持に有利な常温水を採用したものが登場するなど、防災対策にも力を入れているものも登場しているので有力な選択肢になりそうです。