ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス(LANXESS)は、マクロポーラス型の陰イオン交換樹脂の新製品「レバチット®(Lewatit®)モノプラス TP 109」を発表し、有機フッ素化合物(PFAS)などの汚染物質をその含有水から効率的に除去する選択性樹脂の製品群を拡充しました。
PFASだけではないさまざまな飲用水汚染に組み合わせて対処
「レバチット モノプラス TP 109」は、PFASのみならず、硝酸塩や臭素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩などの錯陰イオンも効率的に結合することで飲用水から確実に汚染物質を除去できる陰イオン交換樹脂の浄水システム。
また、「レバチット モノプラス TP 109」以外にもPFASを除去するための選択性樹脂の製品群を提供していて、これらを組み合わせることでより高い浄水効果が期待できます。
健康を考えるなら天然水ウォーターサーバーも候補
日本の水道水は世界でも数少ないそのまま飲用に使える基準を満たした水ですが、PFASのように知見が乏しい化学物質に対しては対策は暫定基準の導入など後手に回りがち。健康リスクを重視するなら、取水地や各種処理工程が明確な天然水ウォーターサーバーが候補になります。
天然水ウォーターサーバーの採水地には富士山麓や南アルプスといった峻険な山岳地帯が多く、天然のミネラル分が豊富に溶け込んでいるので、美容や健康にもプラスの効果が期待できるのは見逃せません。