東京都水道局は6月12日、「水質管理を徹底し国の水質基準等を順守していますので、安心して水道水をお飲みいただけます」とする内容のメールを送信しました。
有機フッ素化合物(PFAS)に関する報道を受けた内容
このメールは、東京・多摩地区にある水源井戸で蓄積性が高く健康被害が懸念されている「ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)」と「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)」などの有機フッ素化合物(PFAS)が高い濃度で検出されたものを受けて送られたものです。
日本では 水道水中のPFOSとPFOAは暫定50ng/Lと目標値が設定 されていますが、多摩地域の27区市町村650人を対象とした調査 では、この2種の合計値が国が調査した全国平均の約2.4倍の値が検出されたと公表されています。
健康への影響度合いは未知数
国の調査では、動物実験や海外での事例により、有機フッ素化合物を継続的に多量に摂取すると、発がん性や甲状腺異常などの健康被害の可能性が報告されていますが、現時点では国際的にも科学的な知見は十分とはいえません。
国においても、引き続き毒性評価の情報収集や検出状況の把握を進める方針を発表しています。
健康を考えるなら天然水ウォーターサーバーを取りいれたい
日本の水道水は世界でも数少ないそのまま飲用に使える基準を満たした水ですが、今回のPFASのように、健康への影響の知見が乏しい化学物質に対しては暫定基準の導入など、対策は後手に回りがち。健康第一に考えるのであれば、安全な水が飲めるウォーターサーバーも候補になります。
天然水ウォーターサーバーは各メーカーで採水~出荷までの品質管理が徹底されており、安心して飲むことができます。
採水地には富士山麓や南アルプスといった峻険な山岳地帯が多く、天然のミネラル分が豊富に溶け込んでいるため、美容や健康にもプラスの効果が期待できるでしょう。
また、近年人気が高まっている浄水型ウォーターサーバーなら、有機フッ素化合物(PFAS)除去にも対応。宅配型のウォーターサーバーに比べて定額でリーズナブルに使えるため、家計にも優しいのが魅力です。