
最近人気の高い浄水型ウォーターサーバーは、定額制で金額を気にせず使えるというメリットがある一方、使う人によってはデメリットに感じるポイントもいくつかあります。
この記事では、そんな浄水型ウォーターサーバーのデメリットを徹底解説!契約後に後悔しないためにも、メリットだけでなくデメリットもしっかり抑えておきましょう。



目次
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーとは?ざっくり説明!



そもそも浄水型ウォーターサーバーをあまり知らない人にざっくり説明すると、浄水型ウォーターサーバーは水道水を浄水して使用するウォーターサーバーです。
宅配水ウォーターサーバーは天然水やRO水を宅配してもらって使用するのに対し、浄水型ウォーターサーバーは水道水を使用するため費用が安く済みます。
そのため、月々に必要なのはサーバーレンタル料金(月額料金)のみ。宅配水と違って水の料金や残量を気にせず使えるのが最大のメリットと言えるでしょう。










また、サーバーに取り付ける浄水フィルターは、残留塩素やPFAS などJIS規格や浄水器協会規格で定められた物質をしっかり除去できる性能となっています。水道水の安全性に不安がある方でも安心して飲んでいただけます。
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーの6つのデメリットを徹底解説!



上記でご紹介したように、一見メリットが多い浄水型ウォーターサーバーですが、人によってはデメリットに感じる部分もいくつかあります。
ここからは、浄水型ウォーターサーバーのデメリットとしてよく挙げられる部分を順番に解説していきます。
- 天然水のような味わいはない
- 定期的なフィルター交換が必要
- 停電時は使用できない
- 備蓄水としてストックできない
- 水の使用量が少ない方は損をする可能性も
- 契約期間内の解約は解約金が発生する
1.天然水のような味わいはない
先にご説明したように、浄水型ウォーターサーバーは水道水を使用します。
「水道水ってことはおいしくないのでは・・・」と思われるかもしれませんが、フィルターで残留塩素や匂いなどを除去するため、水道水特有のカルキ臭などを感じることはありません。
とはいえ、天然水やミネラル成分で味を整えたRO水に比べると、味わいが劣っていると感じる方もいるようです。










日頃から市販のミネラルウォーターや天然水に飲み慣れている方や、水の味にこだわりがある方は宅配水ウォーターサーバーをおすすめします。
2. 定期的なフィルター交換が必要
浄水型ウォーターサーバーには、水道水をろ過するフィルターが搭載されています。
メーカーやサーバーによって交換時期は異なりますが、6ヶ月~12ヶ月に一度自分で交換する必要があります。
取り付け方法は、説明書を見ればすぐに覚えられるほど簡単な作業なので、時間がかかったり手間取ったりすることはありませんが、面倒に感じてしまう方もいるでしょう。










ちなみにフィルターは交換時期になるとメーカーから定期配送されるので、忘れる心配はありません。
3.停電時は使用できない
宅配水サーバーの場合、ボトルを上に設置するレバー式のサーバーであれば給水が可能です。しかし浄水型ウォーターサーバーは、浄水に電気を使うため、停電時は基本的に使用することができません。
最近では非常用電源ユニットを取り付けることで使用できるようになる浄水型ウォーターサーバーも出てきています。
浄水型ウォーターサーバーは停電時に使えないことがネックになっている方は、こうしたサーバーを選ぶと良いでしょう。
停電時に使えるおすすめウォーターサーバー「ハミングウォーター」



ポイント
- 定額3,300円で使い放題
- カラーバリエーションが豊富
- 非常用電源ユニットで停電時も使用できる
ハミングウォーターは定額3,300円で使い放題の浄水型サーバーです。
電源を必要とするため通常は停電時の使用ができませんが、ハミングウォーターは有料オプションの非常用電源ユニットを接続するだけで、常温水を使用できます。



宅配水と違い備蓄しておくことはできませんが、万が一のときにもサーバーが使えるというのは安心感に繋がるでしょう。
また、月額220円の安心サービスを利用していれば、「被災お見舞い」として被災した際の月額利用料金が1カ月分無料になります。
レンタル料 | 3,300円 |
---|---|
電気代 | 475円~ |
月額費用 | 3,775円~+水道代 |
工事費用 | 無料(工事不要) |
フィルター交換費用 | 無料(6ヶ月に1回交換) |
サーバータイプ | 水道水補充型 |
支払い方法 | クレジットカード |
※月額費用はレンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税込みです。
新規申し込みキャンペーン:2025年9月28日(日)まで
新規お申込みで初期費用+初月月額料金0円!
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4.備蓄水としてストックできない
浄水型ウォーターサーバーは水道水を使用するため、当然のことですが備蓄することができません。また、災害時などに万が一断水してしまうと使えなくなってしまいます。
宅配水であれば災害に備えたストックができますし、非常用コックを水ボトルに取り付ければ直接給水することも可能ですが、浄水型ウォーターサーバーは別で備蓄水を用意しておくしかありません。



災害時に備えることができないのは、浄水型ウォーターサーバーのデメリットと言えるでしょう。
5. 水の使用量が少ない方は損をする可能性も
浄水型ウォーターサーバーは定額制なので、どれだけ使っても月額料金は変わりません。
水分補給だけでなく、料理や炊飯、赤ちゃんのミルクなど料金を気にせず使えることが強みです。
しかし、逆に消費量が少ない方にとっては、定額料金に見合うだけの価値を感じられないかもしれません。










たとえば一人暮らしで日中はほとんど家にいない方、温水機能をほとんど使わない方はそもそもウォーターサーバーが不必要な可能性もあるため、よく検討するようにしましょう。
6.契約期間内の解約は解約金が発生する
これは浄水型ウォーターサーバーに限らずですが、ウォーターサーバーメーカーのほとんどで契約期間が設けられており、契約期間内に解約する場合は解約手数料が発生します。
契約年数や解約金はメーカーによって異なりますが、よく確認せずに契約してしまうとあとで後悔する可能性も。
解約金は決して安い金額ではないため、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
解約金が発生しないおすすめサーバー「ウォータースタンド ピュアライフ」



ポイント
- 契約期間の縛りなし!解約金無料
- 月額3,300円の定額制で使い放題
- インテリアにも馴染むおしゃれなくすみカラー
ウォータースタンドピュアライフは、月額3,300円の定額制で利用できる水道水補充タイプの浄水型ウォーターサーバーです。
ウォーターサーバーにはめずらしく、契約期間の縛りがありません。解約金もかからないため、「初めてのウォーターサーバーで長期間の契約を結ぶのは不安」という方に最適です。
どの色もおしゃれなくすみカラーとなっているので、北欧インテリアや韓国インテリアにも相性ぴったり。せっかくならおしゃれなウォーターサーバーを使いたい方にもおすすめです。
レンタル料 | 3,300円 |
---|---|
電気代 | 462円~ |
月額費用 | 3,762円~+水道代 |
工事費用 | 無料(工事なし) |
フィルター交換費用 | 無料(6ヵ月に1回) |
サーバータイプ | 水道水補充型 |
支払い方法 | クレジットカード |
※月額費用はレンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税込みです。
新規ご契約キャンペーン:2025年9月30日(火)まで
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水道水補充型ウォーターサーバーのデメリット
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーには、水道水を補充して使う「水道水補充型」と、水道から水を直接サーバーに送る「水道直結型」の2種類があります。
ここまでご紹介してきたデメリットは2つに共通するものでしたが、ここからはそれぞれのデメリットをご紹介していきます。
まずは、「水道水補充型ウォーターサーバー」のデメリットを見ていきましょう。
- 補充の手間がかかる
- 給水タンクの清掃が必要
1.補充の手間がかかる
水道直結型と違い、水道水補充型は自分でサーバーの給水タンクに水を補充する必要があります。
タンクの容量はサーバーによっても異なりますが、一人暮らしの方で2~3日に1回程度、世帯人数が多いと1日1回など、補充ペースも多くなってしまうかもしれません。










水分補給だけでなく料理や炊飯に使いたい方、お子さんがいてたくさん水を飲むご家庭は、タンク容量が大きめのサーバーを選ぶと良いでしょう。
タンク容量が多いおすすめ浄水型ウォーターサーバー比較
メーカー名 | Locca | ウォータースタンド | エブリィフレシャス | ハミングウォーター |
---|---|---|---|---|
サーバー名 | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() |
タンク容量 | 温水タンク:1.8L 冷水タンク:2.0L 給水タンク:4.0L サブタンク:1.0L | 温水タンク:1.5L 冷水タンク:2.0L 常温水タンク:1.0L 給水タンク:4.5L | 温水タンク:1.5L 冷水タンク:1.5L 給水タンク:5.7L | 温水タンク:1.1L 冷水タンク:1.5L 常温水タンク:1.3L 給水タンク:4.0L |
公式サイト |
2.給水タンクの清掃が必要



水道水を手動で補充するタイプのサーバーの場合、給水タンクの定期的な清掃が必要です。
ほとんどのサーバーは給水タンクの取り外しが可能なので、食器と同じようにシンクで洗えます。
数日に一回、少なくとも一週間に一回は洗ったほうがいいので、少し面倒に感じるかもしれません。
補充型サーバーに限らず、ウォーターサーバーは給水口や水受けトレイなども同じように洗ったり、拭き掃除をしたりすることが推奨されています。










衛生的に使い続けるためにも、定期的なメンテナンスは必ず行うようにしましょう。
水道直結型ウォーターサーバーのデメリット
ここからは、「水道直結型ウォーターサーバー」のデメリットを解説していきます。
- 置き場所が限られる(設置工事も必要)
- 初期費用がかかる
1.置き場所が限られる(設置工事も必要)
浄水型ウォーターサーバーのうち水道から水を直接サーバーに送る水道直結タイプの場合、導入の際に工事の必要があります。
工事自体は水栓に分岐器具を取り付ける簡単なもので、賃貸物件であっても問題なく行うことができますが、サーバーの設置箇所は基本的にキッチン近くになるため、置き場所が限られてしまいます。
また、水栓と接続するチューブが必要なため、配線が気になるという方もいるようです。










キッチンが狭く置ける余裕が無い方、人を家に上げることに抵抗がある方、工事の日程を組むのが面倒な方などは、コンセントに差すだけですぐに使える水道水補充型サーバーがおすすめです。
水道水補充タイプのおすすめは「Locca(ロッカ)」



ポイント
- 浄水型ウォーターサーバーの中でも特に低価格の月額2,580円から使える
- JIS規格指定項目・PFASを含む29物質を除去する高性能カートリッジ
- おしゃれなサーバーデザインでサイズも選べる
ロッカは宅配水ウォーターサーバーのプレミアムウォーターから誕生した、浄水型ウォーターサーバーです。
卓上型のLitta、床置き型のSlim-RとLocca Smartの3タイプから選べます。
料金は月額2,580円~と浄水型ウォーターサーバーの中でも低価格。ウォーターサーバーは使いたいけどできるだけ出費を抑えたい人におすすめです。
JIS規格で定められた項目を含め、29種類の不純物を除去するフィルター、UV殺菌機能など衛生的に使えるため赤ちゃんにも安心です。
レンタル料 | 2,580円~ |
---|---|
電気代 | 469円~ |
月額費用 | 3,049円~+水道代 |
工事費用 | 無料(工事不要) |
フィルター交換費用 | 無料(8ヶ月に1回交換※Littaの場合) |
サーバータイプ | 水道水補充型 |
支払い方法 | クレジットカード、後払いドットコム(口座振替)※法人の場合は請求書払いも可 |
※月額費用はレンタル料、電気代を合計したものです。メンテナンス料金は含まれていません。
※価格は税込みです。
新規ご契約キャンペーン:2025年8月31日(日)まで
初期費用3,300円が無料&0人に一人が当たる宝くじキャンペーン実施中!さらに、今なら増額!他社からの乗り換えで最大30,000円キャッシュバック!
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2.初期費用がかかる
水道直結型サーバーは設置の際に工事が必要なため、初期費用がかかる場合が多いです。
導入費用がかかるとなると、一気にハードルが上がってしまう方もいるのではないでしょうか。
一度設置してしまえば給水の手間もなく快適に使用できるのですが、導入費用を抑えたい方には向いていないかもしれません。
代表的な水道直結型サーバーの初期費用
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーのメリットは?



ここまで、浄水型ウォーターサーバーのデメリットばかりを解説してきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
浄水型ウォーターサーバーのメリット
- 料金が定額制で使い放題
- ボトルの受取や処分の手間がかからない
- 重たいボトルを設置する必要がない
- 水の料金は水道代だけだから、残量を気にせず使える
- 注文ノルマがないから自分のペースで利用できる
浄水型ウォーターサーバーの一番のメリットは、定額制で料金を気にせず使えることですね。
これまで宅配水ウォーターサーバーを使っていて、水の料金がかさばるから解約してしまったという方にもおすすめできるウォーターサーバーです。
ボトルの受取や設置、ゴミの処分などの手間がかからないのも魅力なので、手軽においしい水が飲めるウォーターサーバーを探している方はぜひチェックしてみてください。
■浄水型ウォーターサーバーのメリットについて詳しくはこちら>>
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーがおすすめな人



これだけデメリットとして挙げられるポイントがある浄水型ウォーターサーバーですが、どのような人がおすすめなのかをまとめました。
- 水の味よりもコスパ重視の人
- 自宅にいる時間が長く水をたくさん飲む人
- カップラーメンやインスタント食品をよく食べる人
- コーヒーやお茶を手軽に入れたい人
- 料理や炊飯にもおいしく安全な水を使いたい人
- 赤ちゃんのミルクや離乳食を手軽に作りたい人
- 宅配水ウォーターサーバーのボトル交換や配送管理が手間だった人
- 市販の水を箱買いして冷蔵庫に出し入れするのが面倒な人
基本的には、水をよく飲む人、お湯をよく使う人が向いています。
また、妊娠を機に赤ちゃんのミルクや離乳食づくりのために安全な水を使いたいと考えているご家庭にもぴったりです。
反対にあまり水そのものを飲まない人、お湯を沸かすことが面倒ではない人にとっては不必要かもしれません。










ここまでにご紹介したデメリットを踏まえて、自分に合ったものかどうかを考えてみてください。
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーに関するよくある質問



ここからは、浄水型ウォーターサーバーに関するよくある質問に答えていきます。
Q.浄水型ウォーターサーバーは本当に月額料金だけ?
浄水型ウォーターサーバーの月額料金には、サーバーレンタル料、フィルター料金、配送料金、メンテナンス料金などが含まれています。
使用した分の水道料金と電気代以外には、別途費用が発生することはありません。
Q.浄水型ウォーターサーバーは長期期間不在にするときどうしたらいい?
旅行や出張などで長期間不在にする場合も、1ヶ月以内であれば電源を入れたままで問題ありません。
ただし、再度使用する時にはコップ2~3杯程度捨て水をしてから使用してください。
また、1ヶ月以上不在にする場合は電源を切り、内部の水を抜いておきましょう。
メーカーや機種によっても対応がことなるため、公式サイトや取扱説明書を確認するようにしてください。
Q.浄水型ウォーターサーバーは赤ちゃんのミルクにも使える?
浄水型ウォーターサーバーに搭載されているフィルターは、水道水の不純物をしっかり取り除く高性能フィルターです。
赤ちゃんのミルクや湯冷まし、離乳食づくりにも安心して使用していただけます。
水道水を使った浄水型ウォーターサーバーのデメリット まとめ
今回は、浄水型ウォーターサーバーのデメリットをご紹介しました。
デメリットと言っても全員に当てはまるわけではなく、メリットもたくさんあります。
浄水型ウォーターサーバーを検討している方は、メリットとデメリット両方に目を向けて自分に合ったサーバーを選ぶようにしましょう。